お知らせ : 2007年度の薬価改正は?
2007年度の薬価改正は?
中医協の薬価専門部会(遠藤久夫部会長)が10月25日に開かれ、事務局から(1)平成18年度薬価制度改革前後における加算率の変化、(2)価格妥結状況調査の結果概要について資料説明を受けるとともに、薬価改定の頻度を含めた薬価算定基準のあり方について議論した。同部会は、次回会合で、頻回改定について意見集約するが、来年度の薬価改定は見送る方向で意見がまとまりつつある。
薬価専門部会では来年からの頻回改定実施も視野に入れて、駆け足で議論してきたが、診療側だけでなく支払側からも19年度実施は時期尚早との意見があり、すでに頻回改定の実施は20年度の通常改定以後の課題となる見込みだ。
同日の議論で遠藤部会長は、「頻回改定についてはかなりの議論をしたので、次回に意見集約を図りたい」と提案。
支払側の対馬委員は、「頻回改定の議論では支払側と診療側で膠着状態になる。19年度となると早急に結論を出さなければならないが、時間ができたのでもう少し議論してもよいのでは」と述べ、薬価制度全体の中で検討すべきとした。
また、土田委員(早稲田大学教授)は、「幸か不幸か議論に時間がかかった。頻回改定は21年度にやるかもしれないということで仕切り直しになっている」との認識を示した。
山本信夫委員(日薬副会長)は、「来年改定をやりたいという意見があったが、もう少し議論したほうがいい。次回に取りまとめるのは強引だ」と述べたが、遠藤部会長は「次回、来年度に改定するかどうかも含め意見を集約する」と述べ、議論を引き取った。

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